帰化許可申請時の必要書類 Vol.1
帰化して日本国籍を取得したいと考えている外国籍の方は申請前までに、申請書類の作成の他に様々な書類をご準備頂く必要があります。
今回のテーマは申請書と併せて提出する必要書類の一つ「直近年度の課税証明書及び納税証明書」についてQ&A方式でご紹介します。
Q:「課税証明書」「納税証明書」はどこで取得出来るでしょうか?
A:取得したい年度の1月1日時点で住民票がある市区町村(区役所/市役所/村役場)で申請/取得できます。その際窓口にて、身分を証明する為在留カードを提示して下さい。
また自治体によってはコンビニ等で取得出来る場合もあります。
Q:例えば「令和6年度課税証明書」にはどんな内容が記載されていますか?
A:前年令和5年1月1日から12月31日までの所得や不要人数、控除の詳細などが記載されています。
Q:例えば「令和5年度納税証明書」にはどんな内容が記載されていますか?
A:前年令和4年1月1日から12月31日までに納めなくてはいけない税額や、実際納めた税額などが記載されています。
Q:私は所得がありませんが、その場合「課税証明書」は取得出来ませんか?
A:所得がない(又は低所得)方は「課税証明書」ではなく「非課税証明書」を取得します。
Q:「納税証明書」に未納額がありますが問題ありますか?
A:法務局に提出する「納税証明書」は、必ず未納額が0円、つまり全額納税済のものを提出します。もしも取得した際に未納額が残っている場合は、必ず完納してから提出しますが会社を通し給与から住民税が天引きされている【特別徴収】方は、未納額が残っているが適法な場合もございますので詳細は弊所までお問い合わせ下さい☆彡
Q:「納税証明書」「課税証明書」取得時の注意点はありますか?
A:「課税証明書」「納税証明書」は毎年6月前後(各自治体によって異なります)に新たな年度の各証明書が取得可能です。帰化許可申請日が6月前後の方は、直近年度の証明書の年度が異なる場合がありますので、詳細は弊所までお問い合わせ下さい☆彡
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